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わたしは、「沖縄キリスト教団との合同のとらえなおしの頓挫」「北村慈郎牧師の免職」の頃から、日本基督教団は堕落の一途をたどっていると思い、日本基督教団のことなどどうでもいい、というような投げやりな気持ちになることが時々あるのだが、それはあまりに無責任なので、最近は、隠退を考えつつも、日本基督教団のも問題に正面から、また全体的に取り組み始めたのである。
そして、『日本基督教団史資料集第2巻』の中の「日本基督教団より大東亜共栄圏に在る基督教徒に送る書翰」を今、再読したところである。これで三度目だろう。読んでいて、実に暗然たる思いにさせられた。これは、わたしが、『国体の本義』をある程度、読んだせいもあるだろう。『国体の本義』は、最近、佐藤優氏の『日本国家の神髄』によって、ふたたび、日本社会の中で読まれるようになったものであるが、これは「天皇機関説事件」あるいは国體明徴の事件後、文部省から出されたものである。非常に国粋主義的な文書、天皇崇拝の文書である。この『国体の本義』の思想が、この「書翰」には満ちあふれている。これの原案は、鮫島盛隆、山本和のような人たちが書いたのであるが、その懸賞論文を審査したのは、かの高名な熊野義孝氏なのである。そして、これは、1944年、つまり敗戦の前の年の復活節に、教団統理者 富田満の名前によって、アジアの諸教会に出されている。 読んでいると、非常なおごりが感じられる。つまり、アジアの諸教会を自分達が指導してやる、欧米のキリスト教はとんでもない間違いをしている、ということで、皇国的キリスト教、「日本基督教」を自信満々に説いているのである。 わたしは、あらためて日本においてキリスト教がどれほどのところまで堕落したのか痛感させられた。 わたしは、「合同のとらえなおし」の挫折以来、日本基督教団の将来に希望が持てなくなって、今の状態の日本基督教団についても、「どうしょうもない」と絶望的になっていたのだが、この書翰を読んでいると、まだまだ堕落する余地はずいぶんあると思わされてしまったのである。 かつて、ドイツの教会の大きな部分は、アドルフ・ヒトラーに従って、ずいぶんひどい状態になったが、それでもそれに抗する「告白教会」が生まれて、抵抗する教会ができたのだった。しかし、日本の教団ではそうしたことがまるでなかったのである。 しかし、わたしは、日本のプロテスタント教会の不幸を思わないではいられない。鳥羽伏見の戦いで、「錦の御旗」が挙げられて、天皇の軍隊として、薩長の軍隊が、戦争を進め、五稜郭の戦いで勝利をおさめたとき、国内を「錦の旗」のもと統一し終えたのである。それはまだ軍事的な統一であったが。それが戊辰戦争であった。この戊辰戦争が薩長の勝利に終わった時、日本において天皇制国家の礎は気づかれたのである。いわば「天皇主権」が確立されてしまった。そして、その次の年ぐらいから、アメリカの宣教師たちによって、プロテスタントの宣教が開始されたのである。つまり、「天皇主権」がほぼ軍事的に確立された後に、日本でプロテスタントの宣教が開始されたことになる。ここに日本のプロテスタント教会の不幸があった。 この悪名高い書翰を読んでいると、天皇崇拝が教会の中に入って来て、ほとんど教会を内部から崩してしまっているのを感じる。そして、教会は戦争を遂行するための宗教団体に変質してしまっている。ここまで、日本において教会は堕落した歴史があると、今回、痛感させられている。今の状態で絶望的になっているが、まだまだ堕落の余地はたくさんあるのである。 (追記) 私は、日本の教会は日本国憲法によってずいぶん守られているところがある、と思っている。これは日本の政党の活動も市民運動も守られている。それを日本の教会は自覚もせず、感謝もしていないという事実がある。わたしがここで書いているのは憲法第9条のことである。また「大日本帝国憲法」時代のような天皇制のもとにない、ということもある。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-08-22 11:22
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佐藤優氏は、現在、同志社大学の神学部の客員教授だが、私は同志社大学神学部が、いまだに佐藤優氏を客員教授にしていることに大きな疑問を持っている。
彼は、著書『日本国家の神髄』という著作を書いた。これは、美濃部達吉の天皇機関説事件の後、文部省から出された『国体の本義』というきわめて天皇主義的な書物を解説したものである。そこで、佐藤優氏は、天皇陛下万歳といわんばかりのことを書いているのだが、その『日本国家の神髄』の後書きで、安倍政権について以下のようなことを書いている。彼は、わたしが所属している日本基督教団の信徒であるが、彼のキリスト教信仰には、わたしは大きな疑問を持っている。以下、佐藤優氏の文章を引用する。ちなみに佐藤優氏は、共謀罪に賛成している。 『国体の本義』という忘れられたテキストをもう一度甦らせようと思った最大の動機は、本格保守政権と期待された安倍晋三政権の崩壊後、日本の右翼、保守思想を立て直すために、近過去の思想的遺産を発掘することが焦眉の課題と感じている。 私は今も安倍晋三氏は、日本の国家体制を根本から立て直すことを真面目に考えていたと信じている。 いまだに佐藤優氏の正体に気づかないクリスチャンたちが多い。彼は後醍醐天皇に心酔している。 (注) 佐藤優氏が『日本国家の神髄』を書いたのは、第一次の安倍政権が倒れた後だった。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-07-27 10:43
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by kokakusouhachi
| 2017-07-04 11:11
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少し前のことだが、朝日新聞でそのことを知って正直、がっかりした。この人はキリスト教月刊誌『福音と世界』にも、よく書いている人であり、リベラルとして知られている。
しかし、この時期になぜ、「天皇主義」というのか。今のあきひとさんがいい人であるのは、そのとおりであるが、制度としての天皇制はまた別問題なのである。内田樹氏の限界を明らかにするような言明だったろう。 しかし、佐藤優氏のような節操のない人とは違うとは思う。佐藤優氏は思考において破綻している。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-06-30 10:19
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週刊金曜日4月28日号、13頁で明言している。
彼は、テロ対策のために必要だというのである。 しかし、今の法案は最初「テロ」の名前もついていなかったし、テロ対策のためにつくられた法案ではないことは、多少ともこの法案について勉強している人たちには明らかだろう。やはり、テロの脅威をもって、このような治安立法をすることを佐藤優氏は煽っているとしか私には思えない。 前から、私は明言しているが、佐藤優氏は、本当にクリスチャンかどうかあやしいところがある。偶像崇拝者の疑いがある。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-05-02 11:22
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私は、以前から佐藤優氏の「インテリジェンス」がなにか胡散臭いと思って来たが、週刊金曜日の取材班の人たちも佐藤優氏にインタビューした後、佐藤優氏のインテリジェンスにあらためて疑問を感じたらしく、2,3の人に佐藤優氏のインテリジェンスについて、質問をし、その答えを得た後、さらに佐藤優氏に意見を聞いている。ここのところは、今後、週刊金曜日と佐藤優氏の関係を決定づけていくと思われるので、書き写しておきたい。4月28日号15頁。
インテリジェンスとは何か インタビュー語、取材班はいくつかの疑問点について専門家の意見を聞いた。まず、インテリジェンスというソースについてだ。ロシアをはじめ中東情勢に詳しいジャーナリストの常岡浩介氏は、こう指摘する。「『インテリジェンス』と一言で言っても、米国、欧州、イスラエル、ロシアなどのインテリジェンスは、まったく質も性格も異なります。『根拠がインテリジェンスだ』と言えば信頼できる情報であるということにはならないので、情報の信頼性は担保されません」。 次に、乱数表の読み上げは日本のスリーパー向けだということについてだ。韓国政府の北朝鮮ウォッチャーは、、「平壌放送の乱数表の読み上げは昨年6月から再開しましたが、『日本向け』であるかは確認が取れていません」と話した。 最後に、嘉手納と三沢がとくに攻撃される可能性が高いかについてだ。在日米軍の動向に詳しいジャーナリストの屋良朝博氏は、「嘉手納と三沢の飛行場の滑走路を破壊して一時的に使用不能にしても、日本海に展開する空母の方が打撃力は大きい。基地が壊されたからといって攻撃機能が麻痺することはない」と説明した。 これらの見解に対して佐藤優氏は、「意見はありません」とのことだった。 私は、これを読んで、週刊金曜日は、あと一歩で、佐藤優氏と訣別しようとしていると感じた。ここで、週刊金曜日もはっきりさせた方がいい。ソースが明らかにならないような、信頼できないような記事を書く人に、これ以上、寄稿してもらわない方が週刊金曜日のためになるだろう。佐藤優氏は『日本国家の神髄』という超国粋主義的な本を書いた人なのである。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-05-01 22:47
| 評論
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週刊金曜日4月28日号に、タイトルの記事が出ていた。
私の見る所、佐藤優氏は、「共謀罪」が成立することを目指して、ここに書かれているような発言をしたのだろう。北朝鮮から乱数表が発信された、これは日本にいる北朝鮮のスパイに向けて出されたものだ、というようなことを発言したということである。 佐藤優氏がどのような発言をしたのか、もとのところに戻って確認にすることはできないが、私は、彼がまた、安倍政権を応援したのだと思っている。前に公明党を応援したように。 さすがに、週刊金曜日は、佐藤優氏を表だって疑い始め、佐藤優氏の「インテリジェンス」とは何かと疑問を呈し始めた。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-05-01 21:51
| 随筆
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琉球新報の編集者の皆さん、早く佐藤優著『日本国家の神髄』を読んでください。彼は、きわめて理論的な国体論者です。琉球処分をした明治政府の精神的末裔です。
そのことが『日本国家の神髄』を読んだらよくわかります。消費税を含めても1000円かからないでしょう。 早く読んでください。右翼の人たちから、佐藤優氏と琉球新報に言論攻撃がされるでしょう。佐藤優氏は、どんな左翼的な言辞を述べたとしても、その精神の最も深いところに、北畠親房を師とするような熱狂的な天皇崇拝をしている人です。 佐藤優氏は、右翼中の右翼で「日本国家のために」命を捨ててもいいと考えている人です。彼は、「日本国家のため」に最後は沖縄を犠牲にしてもいいというような考えを持っている人だとわたしは判断しています。わたしの判断が正しいかどうか、ぜひ『日本国家の神髄』を読んで確かめてください。もちろん、読まれない自由はあります。 押しつけがましいのを、ご容赦ください。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-03-15 16:50
| 随筆
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雪見屋本舗さん、「完璧に墓穴を掘った佐藤優」を読みました。コメント欄に書こうかと思いましたが、わたしの記事も日本ブログ村の政治社会問題の10位代にあがることがありますので、たぶん、このブログ記事もお目にとまるかと思います。
動画、なかなか興味深いものでした。 私は、雪見屋本舗さんからすれば、「パヨク」というものになるのかもしれません。 「完璧に墓穴を掘った佐藤優」という記事を読ませていただきましたが、雪見屋本舗さんは、少しばかり佐藤優氏を誤解されているようです。雪見屋本舗さんは、佐藤優著『日本国家の神髄』を読まれたことがおありでないように思われますが、どうでしょうか。今、扶桑社新書で920円+税で手に入ります。 わたしはパヨクというより、キリスト者です。キリスト者として、佐藤優氏に疑問を持っているのです。 彼は、『日本国家の神髄』で、 日本の愛国の精神は、他国の愛国の精神ととは異なる。言い換えるならば、わが愛国の精神をナショナリズム(nationalis)一般に解消することはできない。ナショナリズムを超克する底力が、わが愛国の精神にはある。それだから、幕藩体制の異国であった琉球王国の末裔である沖縄人、北海道、北方領土、千島列島、樺太の先住民族であるアイヌ人も、わが愛国の精神の主体となっているのである。偏狭な排外主義を唱え、日本の国家統合から沖縄、アイヌを除外しようとする論者は、口先で愛国を唱えていても、わが国体を内側から崩そうとする悲喜劇的役割を演じている。 日本の愛国の精神が、日本民族の枠組みを超える根拠も、わが神話に求められる。(133頁) ここを読まれたら、沖縄の人たちはどう思われるでしょう。あの「琉球処分」というものを佐藤優氏は肯定しているのか、と思われるのではないでしょうか。 雪見屋本舗さんのお考えを十分理解するほど記事を読んでいませんが、雪見屋本舗さんは、この引用した文章、どのように思われるでしょう。わたしの理解するところでは佐藤優氏は、熱烈な「国体信奉者」です。佐藤優氏は『日本国家の神髄』で珍しく素顔を見せていると思います。雪見屋本舗さんも同じようなお考えではないでしょうか。 彼は「左翼」どころではありません。「右翼中の右翼」だと思います。 動画の中で佐藤優氏が沖縄の人たちのことを「現地人」と言っていることを知りました。 それは差別的言辞だと思います。 佐藤優氏は複雑な人です。左翼だと見せかけて、その下に右翼の素顔を持っているというのが、わたしのみたてです。 私は右翼ではありませんが、佐藤優氏に疑問を持っています。 佐藤優氏には、自分が「右翼」であり、「国体を肌で感じる者である」と琉球新報でも書いてもらいたいと思います。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-03-15 15:46
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雪見屋本舗という名前でブログしている右翼の人が「保守の皮をかぶった完全なパヨク男」と書いている。「保守の皮をかぶった完全なパヨク男」とは佐藤優氏のことである。
しかし、私は雪見屋本舗さんに言ってあげたい。「それは間違っていますよ。左翼の皮をかぶっているのが佐藤氏ですよ。あなた、佐藤優著『日本国家の神髄』を読んだことがないんですか。それを読んだら、お仲間だということがわかりますよ。」 しかし、こうなると、佐藤優氏は、そろそろ自分の正体を明かした方がいいだろう。「私の本心は『日本国家の神髄』に書いてありますよ。」 そろそろ佐藤優氏は、右に向かっては「わたしは本当は右ですよ」と言い、左に向かっては「わたしは本当は右なんです」と言った方がいいだろう。そうしないと「コウモリみたいな人だ」とか「ヌエ的存在だ」と言われて、窮地に立つことになるだろう。 ![]() 人気ブログランキング ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-03-15 14:46
| 随筆
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