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最後の方で、「キリスト教の修練」の中心的な内容の要約が現れているのに今回も気づいた。そして、「躓き」という重要な言葉がここにも書かれていることを確認した。さらに、この書にも、「永遠と時間の無限の質的相違」が顔を出しているのを確認。また、ソクラテスの罪の定義と聖書の罪の定義の相違について初めて意識した。ソクラテスの罪の定義には、「意志」と「強情」がないということ。
また「概念」と「個体」の問題。概念が問題ではなく、神の前にある「単独者」が問題であるということ。ここではヘーゲルが意識されているのだろう。 これで、5度目の読了になるだろうが、たぶん、もう読み返すことはないだろう。たぶん、であるが。 にほんブログ村 人気ブログランキング
by kokakusouhachi
| 2020-09-22 09:34
| 随筆
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