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タイトルの文章は、讃美歌の一節である。主よ、人生の終わりまで、あなたにお仕えします、という意味である。この讃美歌が、いまはなき妻の姉が晩年、心を込めて歌っていたのを私は知っている。わたしも、この歌をこれからもっと歌おう、と今朝思ったのである。
讃美歌21の510にある。4節ある。全部、書いておこう。 1 主よ、終わりまで しもべとして あなたに仕え したがいます。 世のたたかいははげしくても、 主が味方なら 恐れはない。 2 この世のさかえ 目を惑わし、 誘惑の声 耳に満ちて、 敵は外にも 内にもある。 お守りください、主よ、私を。 3 静かにきよい み声により お語りください、主よ、みことば。 心のあらし 吹きあれても、 聞かせてください、主よ、み声を。 4 主は約束を かたく守り、 終わりの日まで みちびかれる。 私はここに 誓いを立て、 主よ、終わりまで したがいます。 妻の姉は、癌が見つかった時、手術中にもなくなるおそれがあるということで、家族の願いもあって、病床洗礼を受けた。幸い手術はしたが、その後何回も手術され、たしか15年ほど生きることがゆるされた。その姉が、晩年愛唱していた讃美歌である。ただ、わたしは、4番はどうも歌いにくい。それは、主の「一切誓いを立ててはならない。」(マタイ5.34)をすぐ思い浮かべてしまうからである。私は、結婚式の「誓約」とある式文を見ても抵抗を覚える。それでたいていは「約束」と言い換えている。 この山上の説教の「いっさい誓ってはならない」という言葉は、宗教改革者たちもどのように受け止めたらいいか、困ったらしく、その時には、公けの場では誓うことがゆるされている、とたしかカルヴァンの「綱要」にあった。 日本では、「誓う」という場面はほとんどないのであるが、全くないかというとそうでもない。裁判所に行って証言する場合、裁判官から「良心に従って偽りを語らないように誓約してください」と言われる。宗教改革者たちはこのような場合、「誓約」はゆるされると答えたのである。イエスの言葉とて、「あたらしい律法」にすべきではない、との考えが宗教改革者たちの考えだったのである。 そういうわけで、4番が歌いにくい。こんなことを考えていると、「4番だけ歌わなくてもいいのではないか」という考えが浮かび、そうすることもできると思った。 とにかく、妻の姉は、最晩年を最後まで主に仕えるという強い思いで過ごされたのだった。わたしもそうでありたいと思っている。 にほんブログ村 人気ブログランキング
by kokakusouhachi
| 2018-11-17 09:18
| 随筆
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