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安倍政権の政治の仕方を見ていると、どうしても「強権」という言葉を思わざるを得ない。今朝も、松本死刑囚たち7人のオウム真理教信者の死刑が今日午前執行されたというニュースを知ったところである。以下、『広辞苑』から。
【強権】強い権力。特に、国家の司法・行政上の強力な権力。 【強権体制】少数のエリートが、暴力装置を背景に国権の優位のもとに権力を行使する政治体制。第三世界に多発した軍事政権はその典型。開発独裁。 【強権発動】警察力などの強制力を実際に行使すること。 私は、死刑制度そのものに反対なのであるが、今回の死刑執行の仕方に安倍政権の「強権体質」がよくあらわれている、と思う。 「脅し」を使うのが、「強権」政治家のよくすることだと思う。 遺族の人たちの声が聞かれて、それを聞きながら、それはそうだろうと感じられる。しかし、遺族感情で裁くのではなく、裁判が行われるということがあり、また、死刑制度が世界的に廃止されつつあるという現実を、わたしたちはどう受け止めるか、ということがある。私自身も、この問題に継続的に取り組んできたとは言えないが、日本国民はあまりに素朴に、「死刑制度」を是認し続けていると思う。「死刑制度」を廃止する国々が出て来た、あるいは世界的潮流になりつつあるということは、それなりの議論がされ、決定されてきたということがあるのである。日本人はあまりに考えなくて、感情的になり過ぎるという問題があると思われる。 「死刑制度」が犯罪抑止になるという人たちがいるが、これは、「犯罪の抑止にならない」というのが、定説になりつつある。それどころか、「死刑制度」が人を殺す気持ちにさせるということさえあるようである。自殺しきれなかった人が、犯罪を犯したら、死刑にしてもらえる、ひとに殺してもらえるというので、人を殺したりすることさえ起きているように思われる。 それに冤罪の問題がある。 それにしても、一度に7人の死刑執行というのは、戦後なかったということである。 佐川宣寿氏を大阪地検が訴追しなかったこと、その担当の山本氏が栄転したとのこと、そういうことを見ていると、日本は次第に野蛮な国になりつつあると感じる。「法治国家でなくなった」という声は前から上がっているが、ますますそうなりつつあると感じられる。これは、主権者たる国民が、自分たちの主権が犯されつつあることにあまりに無関心であり、主権を奪われつつあり、国家の奴隷にされつつあるからである。 にほんブログ村 社会・政治問題ランキング
by kokakusouhachi
| 2018-07-06 11:51
| 随筆
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