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ときどき、「披露宴」の「披」はどういう意味なのだろうか、と思うことがあった。「露」は「あらわす」という意味と推測できても、「披」は意味がわからず、「被害」の「被」だったかどうか漢字もあいまいなのだった。それで、思い切って、漢和辞典をひいてみたが、この「披」をすぐ見つけられなかった。それでもあきらめず探してみると、「披」は「ひらく」と訓読みできることがわかった。こうして「披露」というのは「ひらき、あらわす」意味だと明らかになってきた。
他愛もないことだけれど、こうやって辞書を引いておけば、「披露」という言葉は、もともとどういう意味だろう? などという疑問が起きることが、もうなくなるのである。そういうことを目指して、時々、辞書を引く。それにしても「披露」の「披」という漢字が、他には使うことのない漢字であるというせいもあって、「披露宴」という言葉としてよく見る熟語であっても、もう一つわからない、という感じを受けてしまうのだということにも気づかされた。 私は、時々、日本語は漢字を使うせいもあって、日本人は言葉を曖昧な仕方で使う傾向があるのではないか、と考えることがある。だからできるだけ辞書を引くようにしている。大江健三郎ではないが、「あいまいな日本の私」ということがある。 森有正などは、「二項方式」ということを言って、日本人は「相手に合わせた自分」という形で話をするので主語が曖昧になると論じていたが、これは「八方美人」ともつながっている問題だろう。
by kokakusouhachi
| 2018-06-30 14:13
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