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アメリカの『ホロコースト記念博物館』にローレンス・ブリットという人の「ファシズムの初期兆候」という文章があり、これがアメリカのトランプ政権のことを念頭にアメリカでよく知られるようになったということである。ついで、これが日本語に翻訳され、ツィッターで多くの人に知られるようになったというのであるが、それを以下に記す。少しでも多くの人が、このローレンス・ブリット氏の書いたものを読んで、現在安倍政権下で起きていることを検証してみて、果たして日本はどうかと判断することが求められているであろう。
【ファシズムの初期症候】 ● 強情なナショナリズム ● 人権の軽視 ● 団結のための敵国づくり ● 軍事の優先 ● 性差別の横行 ● マスメディアのコントロール ● 国家の治安に対する執着 ● 宗教と政治の癒着 ● 企業の保護 ● 労働者の抑圧 ● 学問と芸術の軽視 ● 犯罪の厳罰化への執着 ● 身びいきの横行と腐敗 ● 不正な選挙 わたしは、これを書き写しながら、まず日本が明治維新以来、とつてきた政策を思い、それと比較してみた。明治維新政府は最初から天皇を頂点とする日本教、普通「国家神道」と呼ばれるものを意識的につくりだした。「宗教と政治の癒着」 「身びいきの横行と腐敗」は、よく知らないが、15年戦争中にもあったろう。「不正な選挙」についてはよく知らない。 しかし、全体的に見れば、大日本帝国時代、日本は明らかにファシズム国家であったといえるだろう。 次に、安倍政権下の日本ではどうだろうか。 上からずっと見てきて、最後の「不正な選挙」以外はほとんど現実になっていないだろうか。「身びいきの横行と腐敗」は、もさに「モリカケ問題」という形をとって現実になっていないか。「犯罪の厳罰化」で思い浮かべてしまうのは、「共謀罪法の成立」と「特定秘密保護法の成立」である。また「軍事の優先」は、「安保法制(戦争法)の成立」憲法9条をかえようという動き。「企業の保護」では、いろいろあるが、最近では「高プロ」のこと。「労働者の抑圧」はほぼ終わっている。「学問と芸術の軽視」は、特に「学問の軽視」ということを、安保法制の時、憲法学者の言うことをきかない政府の姿勢に感じた。この時、憲法学者たちだけでなく、学者たちも声をあげた。 「宗教と政治の癒着」については、「建国記念の日の制定」「靖国神社国営化のかつての動き」「元号法の成立」「国旗国歌法の成立」によって、国家神道の復活に向けて、動きが強まってきたことが挙げられる。大阪府の「教育基本条例制定」と「君が代不起立」教師への処分がされていること。日本会議が安倍政権の背後で活動していること。 「軍事の優先」では、国家予算の軍事費の増大も書き洩らしてはいけない。 「マスメディアのコントロール」は書くほどもないほどひどくなっている。 「団結のための敵国づくり」は、北朝鮮と中国の敵視政策が強まってきたことがあげられる。 「性差別の横行」については、山口敬之氏の「準強姦」容疑が立件されなかった問題がある。さいきんあった、女性差別のこともあげられる。 「人権の無視」はこの国では前からであるが、特に最近、日本人全体の人権感覚が落ちてきているように思われる。それは、たとえばネット右翼の文章にかなり強く感じられる。 「強情なナショナリズム」については、ほとんど書く必要もないだろう。そのために「オリンピック」が明らかに利用されようとしている。かつてヒトラーもそうした。 「労働者の抑圧」について思い浮かんだことがあるので、加筆する。今JRと呼ばれている鉄道会社は、かつて「国鉄」と言われていた。この「国鉄」の労働組合は強かったが、弱体化された。また「郵便局」の労働組合も強かったが、民営化がつぶされた、といえよう。また、いわゆる「連合」の結成は、労働組合全体の右傾化を招いたという判断が私にはある。 (追記) わたしは「不正選挙」はあてはまらないと最初の行に書いたが、よく考えてみれば、昨年の解散総選挙は「不正な選挙」ではなかったか。ひょっとしたら、安倍晋三氏は「不正な選挙」が得意なので、自民党内から「選挙に強い総理」としてあがめられているのではないか。 以上は、わたしが感じたこと、考えたことだが、この「ファシズムの初期症候」を読まれた皆さんは、それぞれの思いを抱かれたことだろう。 (追記) 私は、日本基督教団という日本のプロテステント教会では人数的には最大の教会の牧師なのであるが、日本基督教団も、「ファシズム化」しているのではないか、という疑いがある。このことは前から取り上げたいと思って来たが、さしあたりこのブログでは、国政のことを優先してきたのである。ひとつは、常議員会というものの議員選挙をする時に「全数連記」という方法がとられていて、そのために、常議員の100%の人たちが保守的な人たちによって占められてしまったという現実があるのである。それまでは半数連記という方法がとられ、異なった意見を常議員会で言う人たちがいたのである。「ファシズム」というと言い過ぎかもしれないが、「ファシズム」と一度比較したら、今までよりはっきりすることがあると思われる。 ![]() にほんブログ村 ![]() 社会・政治問題ランキング
by kokakusouhachi
| 2018-06-23 10:58
| 随筆
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Comments(1)
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