ウソをついてはならない、と聖書にも書いてある。

キリスト教会において、大事なものとして、十戒があるが、その9番目の誡めに次のようなものがある。

隣人に関して偽証してはならない。(出エジプト記20章16節、新共同訳)

この場合、裁判所が有罪・無罪と判決するということではない。この判決をされるのは、心の中を見通すことのおできになる創造者なる神である。

神を信じている者たちは、神様の前では「ウソ」「ごまかし」は通用しないことを知っている。

そして、聖書には、神は悪行をそのまま放置されはせず、裁きをされると書かれている。そして、神が裁きをなさる時、それは世をただそうとしてそうされるのである。神は、世が滅びることを望まれない。神が世を裁かれるのは、世を救うためである。その世を救うための裁きが、イエス・キリストが十字架の上で死なれることによってなされたと、聖書は語るのである。そして、イエス・キリストが死なれた後、このキリストを復活させられることによって、人間に新しい命を約束されたのだった。


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