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宗教改革使者ジャン・カルヴァンの主著『キリスト教綱要』の第20章は「政治的統治について」であるが、この章が「綱要」の最後の章になっている。その目次を書き記しておこう。その作業をしている間に、学ぶことがあるだろう。渡辺信夫訳。新教出版社刊。渡辺信夫は、2度「綱要」の翻訳をしており、両方とも新教出版社から出している。私は、新しい方を持っていない。
この第20章は何度も読んでいるが、なかなか厳しいものがある。 1 人間のうちに 二重に支配が行われる 2 ふたつの統治は 相反するものではない 3 政治的統治を キリスト者は無視すべきではない 4 官憲は 神の任命したもうたものである 5 キリスト者の完全を主張し 無政府状態を称揚してはならない 6 官憲は 神の制定を重んじなければならない 7 上にあるものの権をあなどるものは 神をあなどることになる 8 政治的統治の諸形態 9 官憲たるものの義務 10 官憲は 敬虔であると同時に 死刑を執行し得るか 11 正当な戦争 12 正当な戦争は認められるが 支配者は軽々しくそれを行ってはならない 13 税金の正当性 14 法律の意義 15 旧約における 道徳的律法と 儀式的律法と 裁判の規定は区別される。 16 法律の 公平と その制定 17 裁判は正当なものであるが 憎しみをもって訴えてはならない 18 裁判の正しい用い方 19 キリスト者も 法廷に訴えてよい 20 それは キリストの御言葉にそむくことにはならない 21 コリント一6.5-8 22 官憲に対する尊敬 23 官憲に対する服従 24 悪しき支配者に対しても 義務をつくすべきである 25 悪しき支配者を与えられたことは 神のさばきである 26 悪しき支配者への服従は 神の摂理のもとにある 27 エレミヤ27.5-8の教え 28 聖書の一般的証言は 神が王たちの位を認めたもうことを告げる 29 悪しき支配者を更迭させることは 神の権能である 30 神は 時に しもべたちの中から革命を起こし 他国からの侵略戦争を起こしたもう 31 支配者の誤謬を矯正する制度 32 支配者の限界と 服従の限界 私は、カルヴァンの二重予定説は、十分、聖書に忠実ではないと思っており、その礼典論、その小児洗礼容認論も、十分聖書にかなっているわけではない、と思っている。戦争についても、そのまま受け入れることができないところがある。しかし、カルヴァンが偉大な聖書註解者であることは間違いない。 人気ブログランキング にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2017-11-04 00:04
| 随筆
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