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8月2日朝日新聞1面の記事の一部をまず、引用しておこう。
自民党は1日、安倍首相が提案した憲法9条に自衛隊を明記する改正原案の素案を今月下旬に示し、議論を再開する方針を決めた。 だが公明党や日本維新の会から改憲への慎重論が続出。自民内も教育無償化に反対一色となるなど、首相が描く日程通りに運びそうにない。 この改憲についての記事は、一面、二面にある記事をよくまとめているものであると思ったので、引用した。 問題は、8月下旬まで、相当の日数があるということである。時間がたつにつれて、改憲の議論の勢いはますます弱まるということがありうるのである。 全体としての感想を一言でまとめると「安倍首相は自分の名誉のために、とにかく9条の一部だけでもかえたいのではないか」ということになる。 自民党内では「教育無償化に反対一色」ということであるから、維新の会のご機嫌はとれない、ということである。つまり、維新の会の応援を得にくくなっている、ということが今の時点でもはっきりしてきている。 7月3日の都議選直後は、まだ改憲の声が自民党で強かったのかもしれないが、それ以後、改憲の勢いは、さらに弱まっていると思われる。「迷走」という言葉も使われ始めている。 わたしが、改憲の議論の行方に関心を持っているのは、安倍政権の改憲にもともと反対のせいもあるが、一日も早く安倍政権が倒れてほしいからである。安倍晋三氏が改憲を諦めた瞬間、安倍政権は倒れ始めると確信しているからである。 人気ブログランキング にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2017-08-02 11:24
| 評論
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