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だから、あまり落胆しないことである。
数の上では、採決に入られれば、どうしようもないことはわかっていた。 しかし、今回の国会で、安倍政権は、その正体を現してしまったのである。もっと、ごまかせたはずのものが、加計学園のことが大きく前面に出て来たので、安倍政権は、相当、傷ついたはずである。 このように傷つくことは、1か月前には予想できないことだった。しかし、忘れもしない。5月17日、朝日新聞が1面トップで加計学園問題を取り上げた時、私は一読「すごみ」を感じたのである。というのは、出された資料の出所も不明で、名前も出ていないのだったからである。 菅官房長官は、ある意味で朝日新聞の術策に陥ったのである。朝日新聞は、「怪文書」のような体裁をとって、報じたのである。普通、出所不明の怪しげな文書は、新聞で取り上げれば、その新聞の信用を落とすからである。朝日新聞はいわゆる「従軍慰安婦」報道で傷ついていたから、ここで失敗したら大変なことになるのは明白だった。 私は、出所不明のまま、この文書を出してくるのは、朝日新聞は、相当確かな情報を得ており、本気で政権と戦おうとしていると「すごみ」を感じたのだった。だれでも、一体、この情報を得たのはどこかと問うて不思議ではない、そういう報じ方だった。私は、そこに朝日新聞の熟慮を感じた。そして、これはただごとではない、と思った。 それから、今日で1か月がたった。朝日が取り上げたのが5月17日。そして、今日が6月17日。 確かに、安倍政権はまだ立っている。共謀罪法も成立させた。しかし、わたしが、今日、二つの記事を朝日新聞から引用したところを読んでみると、安倍政権は、小学生たちからも見抜かれるほどにその醜悪な正体を国民の前にさらしてしまったのである。 安倍政権は深く傷ついている。 共謀罪反対で声を上げていた人たちでも、国会での野党の議員の数の少なさを知っている人なら、声を上げても廃案にはできないだろう、と判断していたはずである。それでも反対の声を上げる人たちは上げた。そこが大事なのである。どうせ、反対してもだめだから、と言って立ち上がりもせず、声を上げもしない人たちは、主権者としての誇りを失っているのである。 だから、戦いは無駄でなかったし、安倍政権に痛手を与えたのである。 この1か月で何がかわったか見ている人は、「結局、だめだったではないか」と怠慢な人間が言うことは言わないだろう。 人気ブログランキング にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2017-06-17 14:36
| 随筆
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