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私は、いわゆる「軍隊慰安婦」のことについて、日本人はあまりに実態を知らない、と思う。私がよく知っているというわけではないが、わたしも証言を聞いたり、読んだりしている。昨夜、池上彰さんの論評を聞いたが、彼の話はいつももの足りない。感心したのは、マルクスの資本論をわかりやすく説明してくれた著作ぐらいで、いつもいささか、もう一つ現実に触れていないものを感じ、現実の人間から直接聞いていないという不満を感じてきた。辺野古新基地建設を容認するような発言を聞いたことがあるし、この「慰安婦」問題に本当に耳を傾けたことがあるのか疑問に思っている。彼は、宗教しかも世界的な宗教についても論じていて、宗教の理解が世界の理解に欠かせないことは承知しているが、その知識はかなり表面的なもので深みはない。結局、彼はニュース解説者を長い間仕事としてきた人で、それ以上前に進めないでいる。だから、彼のいうことはいつも皮相なことであって、わかりやすいが、本当の理解には遠いと思われる。少なくとも、わたしが自分の人生をかけている福音の理解については、彼の理解は、本当の理解にまったく達していないことがわかっている。彼のは単なる知識に過ぎない。以下、今朝の「声」を引用するが、投稿者のこの声は、慰安婦問題について池上さんの理解がいかにあさはかであるかを明らかにしている。
少女像に涙 予科練だった私 無職 加藤敦美 (京都府 88) 旧日本軍の慰安婦を象徴する「像」の写真を新聞で見て、ハッと気付いた。韓国・釜山の日本の総領事館前に、市民団体などが設けた像。彼女は少女だったのだ! 柔らかい身と心の少女。16歳で特攻隊を目指す予科練(旧海軍飛行予科練習生)へ、死にに行った少年の私と同じ年頃。不意に涙がこみ上げた。旧満州(中国東北部)で満鉄社員の子として暮らした私自分も一員となった日本軍と日本人の、朝鮮人に対する無慈悲な扱い、差別を知り抜いている。 その中に投じられた少女たちの悲鳴が、私に聞こえないはずがない。私は涙を流す。 私には特攻死かせ待っていた。少年らに「死ね」と命じた無慈悲な大人たちは謝らない。死ねば靖国に祀って閉じこめ、よく死んだとほめる。私たちは真っ暗な坂道を転がり落とされるような絶望と恐怖の中にいた。何人もの仲間が死んだ。朝鮮民族をさげすんだ日本人に、少女らが感じた恐怖の闇。民族も立場も違うが恐怖は分かる。 私たちを死なせ、素知らぬふりをした権力者。今、安倍政権の権力者らは「少女像」に反感むき出しだ。女性に逆に謝らなければならねのに。こんな日本人でいいのか。 私も、「こんな日本人でいいのか」と思う。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-01-14 10:05
| 随筆
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