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これは、一度だけ読んだ著作であるが、戦後の天皇制の在り方について議論する場合、歴史的に抑えておかなければならないことを書き記した、天皇制についての基本的文書であろう。
1978年7月12日に岩波書店かからだされたもので、わたしは古本屋で見つけ、購入した。購入した日はわからないが、一度目を読み終えたのが、2013年8月28日のことである。この読書は、現在の天皇制について、わたしに重要なことを教えてくれ、歴史的な事実は、この著作を土台にして私は考えるようになっている。この著作の事は、前からぼんやりとは知っていた。そして古本屋で見つけて、中身の見当をつけて、その場で購入したと思う。たぶん天下茶屋駅の下の堺天牛書店の古本のコーナーで買ったのだと思う。 とにかく、一度、読み通したわけであるが、最近、この本のことをしばしば思い浮かべるようになった。それは、天皇の退位問題が起きてきたせいもあろう。それから、戦後70年以上たって、考えなければならないことの一つに天皇制のこれからのことがあると思い始めたのである。これは、日本における民主主義の将来にかかわることでもある。 天皇制が戦前の天皇制から現在の天皇制にかわったのは、戦後の日本に「軍国主義を復活させない」「民主主義を日本を築く」という連合国の方針のもとで起きたことだった。 今の日本はどうであろうか。特定秘密保護法、日本版NSC法、安保法制(戦争法)の成立。武器輸出の禁止の骨抜き、これらのことによって、軍国主義の決定的一歩が踏み出されたととれるのである。一方「民主主義」はどうだろうか。小泉政権のあたりから、独裁制への歩みが始まったように思われる。そして、象徴天皇制の現在を考えると、退位問題。 正直、なにもかもいい加減、筋を通さない、という感じ。 象徴天皇制の現在における不思議なありさま。 これらのことをもっと明確にしていきたい。 わたしは基本的に政治的には「天皇」という制度をなくすべきだと思うけれど、天皇制をなくしたら日本がうまくいくとは限らないとはっきりしてきた。しかし、思想的には天皇制は人々を支配する一級の装置であることはかわらないようである。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2017-01-10 17:08
| 随筆
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