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私は、津山工業高等専門学校の一期生で機械工学科に在籍していた。
しかし、今朝、ベッドの中で気づいたのだが、今の私の本棚には一冊の機械工学の本もない、ということである。一体、いつからなくなったのだろうと考えて思いだせない。たぶん、最初の勤め先、愛知機械工業株式会社に行った時からなかったのであろう。 考えてみれば、工場に勤め続けられなかったのはあたり前だったのである。高専時代の寮の同室の友達が「八ちゃんは文科向きだよ」と言ったことは的を射ていたのだということをあらためて思わされている。ちなみに、わたしは「八ちゃん」と呼ばれていた時があったのである。名前が「荘八」だから。 こういうことがわかってきたのは、わたしが今、中学時代の英語をやりなおしたり、これから数学をやりなおそうということと関係があるのだろう。 私は、中学時代、数学も英語も生真面目に勉強していたので成績は良かった。ところが、受験勉強してまで大学に行きたくなかったので、高専の入学試験に合格して、特に機械工学に関心があったわけではないのに、機械工学科に進んでしまった。高専では、英語も数学もあったが、英語はいつの間にか勉強しなくなり、数学は風邪を引いて寝込んだあたりからわからなくなり、そのままになってしまった。そして、私は天文部をつくることに熱中したり、18歳ぐらいから文学に熱中し始めたりして、肝心の機械工学の勉強はまるでしなかった。だから、機械工学で何を学んだのかと問われたら、ほとんど何も思いだせないのである。5年間もいたのに、である。ただ、金属工学の教科書のある一頁の図面が妙に記憶に残っているだけである。それから「流体力学」という言葉を覚えている。何度考えても、よく卒業させてもらえたと思う。 それから、高専ではドイツ語を教えてくれていたのが、役に立っている。しかし、これは4年生の時、ベートーヴェンの第9に出会わなければ、ほとんど役に立たなかったろう。 こうして振り返ってみると、自分で勉強する気にならなかったものは、すべて、ほとんどと言っていいぐらい記憶に残っていないのである。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-11-19 10:01
| 随筆
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