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最近、時々、考えることである。安倍政権の支持率を知り、先の参議院選挙の結果を痛感させられたものとしては、この先の日本にあまり希望が持てないのである。
このままだと、施設に入れず、自宅で医療も受けられないで、野垂れ死にする人たちが出て来るのではないか。こういうことは昔からあることで、釜ヶ崎などでは、梅雨時、また冬に、路上で死ぬ人たちが現にいらっしゃる。 私は、最近、時々、インドのことを思う。今どうなのかよく知らないが、インドでは、路上で死んでいく人たちが多かった。今もそれはあるのではなかろうか。その中でマザーテレサのような人が出てきて、「みとり」をしたのだった。 私は、将来の日本にそういうことが起きてくるのではないか、と心配している。そういう兆しはすでにあちこちに出始めているように感じられるのである。 政治的権力を握っている人たちは、お金を持っているので、将来に不安はいだいていないのかもしれない。安倍晋三氏などは、そういう不安は全くひとごとなのだろうと思われる。それに、お金のある人たちは、原発事故があっても、お金をもって海外に逃げることもできるわけである。 安倍政権が支持率が高いといっても、それが何を意味しているのか。よく言われることだが、ヒトラーの支持率は、継続的に高かったようである。概して、独裁的な人が支持率が高いように思われるのは、わたしの偏見か。 安倍政権や、自民党政権を支持し続ける選挙民の問題を最近強く感じさせられる。「安倍さんより国民の方が問題だ」という声さえ聞かれるようになった時代である。 このままだと、安らかに死ねそうにはない、とつい思ってしまうのである。しかし、そのことについての覚悟は次第に強まっている。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-10-03 11:06
| 随筆
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