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ところで、ここでイエスが言われている「世」とは何でしょうか。
「世」とは「神に逆らうもの」「隣人に敵対するもの」のことです。「罪の世」のことです。「死に支配されている世」のことです。 神の御子であるイエス・キリストは神に逆らい、人を人とも思わぬ世、滅びに向かって突き進んでいる世を、その身で受け止められ、世の滅びを身に引き受けられた。それは、ルターがよく使った言い方で言うなら、「罪と死と悪魔」によって支配されている世を、解放して、御自分のものとされるためでした。 イエス・キリストは、神に対する敵意、隣人に対する敵意に打ち勝たれた。どのようにしてか。十字架の上で殺されることを、身に受けて、そうされたのです。イエス・キリストは、十字架の死を引き受けられることによって、わたしたちの罪を取り除いてくださったのです。 よく聞いていただきたい。神がいらっしゃるのです。わたしたちを愛しておられる神がいらっしゃるのです。わたしたちを御自分のものとするためには。独り子をこの世に引き渡すことも辞されなかった神がいらっしゃる。この方こそ、わたしたちの永遠なる神、わたしたちに永遠の命を与えてくださる方です。 神は、わたしたちを滅びるままにはしておかれなかった。わたしたちを救うために、独り子の死さえ甘受されたのです。 ヨハネによる福音書3章16節には、こういう有名な言葉があります。 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 イエス・キリストは、わたしたちを救うために、世と戦われ、勝利をおさめられたのです。罪も死も、わたしたちの中に働いているものです。わたしたちの中にも神に逆らう「世」が働いています。しかし、その「世」は既に、イエス・キリストによって打ち勝たれたものなのです。 ですから、わたしたちは勇気を失わないようにしましょう。 わたしたちの罪を取り除いた後、神の力よって復活されたイエス・キリストは、今も生きておられ、わたしたちに聖霊によって語りかけてこられます。 さて、そろそろ最後の言葉を語りたいと思います。 わたしたちに向かって、主であるイエス・キリストは言われています。 「勇気を出しなさい。」と。 それは、わたしたちが強いからではなく、イエス・キリストが既に世に打ち勝っていらっしゃるからです。わたしたちの罪、人々の罪に打ち勝っていらっしゃる。 わたしたちが戦って、世に打ち勝たなければならない、ということではないのです。既に、わたしたちにかわって、イエス・キリストが、わたしたちの罪にも、世の罪にも打ち勝っていらっしゃる。 わたしたちのなすべきことは、ただ一つ、イエス・キリストを信じて、イエス・キリストにとどまり続けることです。イエス・キリストにつながっていることです。そうすれば、キリストは、わたしたちの内で、わたしたちの罪にも、わたしたちの悪にも打ち勝ってくださるでしょう。わたしたちが、イエス・キリストを信じて、キリストにつながっているなら、わたしたちもイエス・キリストの勝利にあずかるでしょう。わたしたちではなく、わたしたちの中でイエス・キリストが、世と戦ってくださるのです。そして、それは勝利を約束された戦いです。イエスが勝利者だからです。 ですから、わたしたちが、イエス・キリストにつながり続けているならば、わたしたちは勇気をだすこともできるでしょう。 大事なことは、キリストを信じること、信じ続けること、つながり続けることです。ヨハネによる福音書15章のところで、イエスはわたしたちに向けて語っておられます。 「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうり枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことはできない。わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」 (ヨハネによる福音書15.4~5) 勝利者イエス・キリスト。この方につながり続けることが、わたしたちに勝利をもたらしてくれることでしょう。 祈ります。 恵みと慈愛に富み給う父なる神様 長崎飽之浦教会とそれに連なる皆さんと共に、礼拝をささげ、御言葉を聞く時を与えてくださいましたことを感謝いたします。どうか、この群れを、これからも守り、導いてくださいますように。 そして、イエス・キリストにつながり、つながり続け、実を豊かに結ぶようにしてくださいますように。 御子イエス・キリストは既に世に処理していらっしゃいます。わたしたちをその勝利にあずからせ、終わりの日に、喜んで御前に出ることのできる者たちとしてください。 わたしたちの弱さ、わたしたちの罪のすべてはあなたの御前にあります。あなたはすべてをご存じです。しかし、御子の故に、わたしたちを決してお見捨てにならないと信じます。 そして、イエス・キリストは世界のすべての人のために十字架に赴かれたのですから、そのことをすべての人が知り、感謝して、あなたの御名をあがめるようになりますように。 たとえ、小さな群れであろろうと、あなたがた共にいてくださるところでは、恵みと平和が与えられ、世の人々に向かって、「わたしたちを愛しておられる神がいらっしやる。あなたがたを愛していてくださる神がいらっしゃる」と力強く証しすることがゆるされますように。 御子イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2016-08-02 15:29
| 随筆
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