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ノアの洪水の話は、よく知られているが、それは、旧約聖書の創世記第6章から9章まで書かれている。
それによると、全人類は、一度、神によって滅ぼされているのである。ノアの家族を除いて。そして、ノアの家族から、神はもう一度、人類の歴史を始めるのである。このノアの洪水の話について、少しだけ考察を加えておこう。 聖書には驚くべきことか書いてある。一度、神は全人類を滅ぼそうとされたことがあるが、文字通り全人類を滅ぼされることはされなく、ノアとその家族だけを残されて、ノアの家族から、また新しい人類を出発させられた、というのである。こう書いてあるところがある。 この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。神は地を御覧になった。見よ、それは堕落し、すべて肉なる者はこの地で堕落の道を歩んでいた。神はノアに言われた。 「すべて肉なるものを終わらせる時がわたしの前に来ている。彼らのゆえに不法が地に満ちている。見よ、わたしは地もろとも彼らを滅ぼす。」 (創世記6.11~13) そして、この言葉通り、すべての生き物が大洪水によって滅ぼされるのだが、箱舟に入った、ノアの家族と生き物たちの代表は、生き延びるのである。 やがて大洪水が起こり、ノアの家族と箱舟に乗った生き物たちだけが生き延びる。そのものたちに、神は言われるのである。 「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも 寒さも暑さも、夏も冬も 昼も夜も、やむことはない」 (創世記8章21,22節) そして、神はノアと息子たちと契約を結ばれたのである。虹を二度とノアの洪水を起こさないというわたしとあなたたちの契約のしるしとする、と。 神は、天地とそこに生きるものたちを保持されるというのである。 そうであるとすれば、「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」と主が言われたことは、終わりの日、全てが滅びるということを意味していない。確かに、古い天と地は過ぎ去るだろうが、「義の住む新しい天と地」が最後に出現するのである。 ここで、わたしはさらに、聖書の最初の方に戻ろう。創世記第3章に戻ろう。そこから、人類の堕落と楽園の追放が始まり、ついに、ノアの時代に、肉なるものすべてを滅ぼそうということになったのである。 考えてみれば、聖書は実に驚くべき書物であって、実にうぬぼれが強い人間たちに強烈なNo!を突きつけている。人間賛歌などないのである。しかし、そうした堕落した人間たちに救い主が与えられた、と新約聖書は語るのである。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-07-09 14:52
| 随筆
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