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ひどく絶望的な小説なので、読み進めるのがかなり大仕事だった。
しかし、これは、椎名麟三が、ここに描かれている絶望を越えて生きて来たから書けたのである。自由の彼方でこそ、かつての自分のことを書けたのであろう。そして、それは、書くことによって、さらに自由になろうとする試みだったのだろう。しかし、何と暗い小説だろう。『邂逅』の方がずっと明るい。けれども、『邂逅』で書いたものをこそ、土台にして、これらの小説は書かれているのだろう。椎名麟三は62歳で死んでいる。今の私より6年早く。大変な人生だったと思う。彼の両親は、 二人とも愛人をつくり、最後には二人とも自殺してしまったのである。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2016-06-30 11:20
| 随筆
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