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神は人間世界に革命を起こされたのである。イエス・キリストをこの人間世界に送ってくださり、イエス・キリストが十字架の上で死ぬところまで、神はキリストを導かれ、キリストはそれに従われて、十字架の上で死なれた。それは、「罪と死と悪魔」の支配している人間世界を、その「悪のトリオ」から解放し、神の下に人間世界を取り戻すための「革命」だった。
こうして、十字架の上で死なれ、葬られたイエス・キリストを神は三日目に復活させられ、イエスが神の子であり、神の義であることを明らかにされ、活けるキリストが弟子たちに顕現されることにより、「永遠の生命」も弟子たちに示されたのである。弟子たちは、そこで、現実に「永遠の生命」が存在することを知ったのである。 これが、神の革命である。 そのことをパウロは知って、神の福音を宣べ伝え始めた。神の革命を語り伝え始めたのである。しかし、それはパウロの手紙にもっともそのことが明確な形で書き残されているということであって、別にパウロだけが神の革命について宣べ伝えていたわけではない。ペトロたち、原始キリスト教会の方が先に、そのことをしていた。原始キリスト教会は、すでに「神の革命」を宣べ伝えていたのである。 このことは、しかし、キリスト教の歴史の中で次第に忘れ去られていき、宗教改革が起きる直前には、「免罪符」を売ることを教会がするほどに教会は堕落していたのである。 そこで、神はルターを遣わされて、「神の革命」を再び、教会の中で響かせ始められた。しかし、いうまでもなく、宗教改革には限界もあやまちもあったのである。 それでも宗教改革は前進した。それが清教徒革命を起こし、名誉革命を起こし、アメリカ独立革命を起こし、間接的にフランス大革命を起こした。フランス大革命に火をつけた冊子『第三階級とは何か』を書いたのがシエイエスというカトリックの修道院長であったことは、フランス大革命が教会と無関係ではなかったことを示している。ただし、清教徒革命とフランス大革命には、大きな質的な違いがあろう。カーライルもそれを認めている。何が違うかというと、フランス大革命は、基本的に「世俗的」だということである。つまり、信仰の問題は、前面にはでてこなくなっているということである。だから、フランス大革命の進展と共に、修道院などに乱暴狼藉を働く人たちが出てきて、シェイエスは、「信仰の自由」という著作を書くことになったのである。 ![]() 人気ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 ■
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by kokakusouhachi
| 2016-05-06 09:56
| 随筆
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