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ゼルバベルの手にある選び抜かれた石を見て
喜び祝うべきである。旧約聖書 ゼカリヤ書4章10節 いろいろな出来事、世の流れを見ながら、そして、諸教会の様子を見ながら、ため息をつかざるを得ない状態である。イエス・キリストは、十字架の死によって、わたしたちを罪の支配から解放してくださったはずなのであるが、教会においてさえ、罪の力はなお強い。 この時代の変化を微妙にかぎとって、キリスト新聞に「日本的キリスト者」が姿を現した。意見広告で、かなり危ないことを表明したのである。ヒトラーが出現した後、「ドイツ的キリスト者」が出現したので、それに抗して、ドイツでは「告白教会」が生まれたのだったが、日本では、わずかに無教会の人たちたけが、抵抗姿勢を見せたのだった。 戦争に向かう動きに、教会が立ち向かい、警戒の声を上げるべきときだが、多く所で沈黙が支配している。 日本人は、敗戦後、当然するべき反省を怠ったので、その報いを受けることになるかもしれない。「戦争責任」と「戦後責任」を思う。 しかしまた、今日の聖句は、イエス・キリストのことを思い起こさせ、キリストの勝利を思い起こさせるものである。くじけてはならない、と思う。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2015-02-18 08:39
| 随筆
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