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外務省は、後藤さんの渡航を三度とめたとし、自民党副総裁は、後藤さんのことを「蛮勇」だと言った。考えてみれば、生後3週間の娘を置いて、でかけたのである。人はいろいろ言うだろうが、わたしは、ヨハネによる福音書15章13節を思った。
前に書いたが、わたしは「蛮勇」ではないと思う。 後藤健二さんが、「神を試みてはならない」という聖書の言葉を普通のクリスチャン以上に意識していたと思われるのである。わたしは、牧師だが、この「神を試みてはならない」という言葉をもう一つ理解できないでいた。しかし、後藤さんのように、戦場で命の危険を覚悟ででかける人だからこそ、この「神を試みてはならない」という言葉の真意がわたしなどよりわかっていたのではないか、と思われる。彼の愛唱聖句は詩編54.6「見よ、神はわたしを助けてくださる。」であったとクリスチャン・トゥデイの記事にあった。この二つの御言葉を組み合わせて考えると、こうなる。 「私は戦場ジャーナリストだから、危険なところにも行かなければならない。そうしなければ取材できない時がある。危険だけれど、神はわたしを助けてくださるだろう。しかし、そうは言っても、無謀なことをして、神が助けて下さるか下さらないか、試してみるようなことは、神様の御心に背くことになるだろう。最大限、気をつけて神を試みるようなことはすまい。」 しかし、今、後藤健二さんに聞くことが出来たら、「神を試みないように、慎重に行動したつもりだったが、欠けていたところがあるのだろう。」という答えを受けるのではないか、とわたしは、思う。もちろん、これはわたしの知る所を越えた話であり、わたしは、あくまでわたしの推量に過ぎないと書いておく。 それでも高村さんには言いたい。あなたは後藤さんのことを「蛮勇」と言うほどに、後藤健二さんのことを知っているのか、と。なぜ、そんなに断定するのか。それほど、安倍総裁を守りたいか。 なお、この「神を試みてはならない」あるいは「神を試してはならない」という言葉は、もともと旧約聖書にある言葉であるが、「荒れ野の誘惑」の場面で、イエスが悪魔の誘惑の言葉に対して、持ち出された御言葉なのである。 わたしは、今度の後藤さんの件で初めて、イエスご自身も、荒れ野の誘惑の時から、御自分の死を意識しておられたのだと思うようになった。 後藤さんは、洗礼を受ける前から、戦場カメラマンとして働いており、相当前からいつも死を覚悟して仕事をしていたのだと思う。だから、この高村氏の言葉には、戦場カメラマンたちは、かなり強い反発の声がでるのではないか。そして、御用新聞の記者たち、戦場カメラマンの中で「自分はあんな無謀なことはしません。」という人を見つけてきて記事にするだろう。 「荒れ野の誘惑」のところは、三つの福音書に出て来る。その内の二つに「神を試す」という言葉が出て来る。マタイ4章1~11節。ルカ4章1~13節。 それから、わたしが、後藤さんが特に心にとめていた聖書の言葉は、CHRISTIAN TODAY で読んだのだが、どこにあるか昨日は見つけられなかった。しかし、「後藤健二」や「聖書」あるいは「詩編54.6」など何項目か上げて検索すれば見つかるかもしれない。見っかったら、ここにまた書きたい。 (後記) 見つけた。「CHRISTIAN TODAY」と「2014年5月30日」の二項目を入力して検索したら、すぐ出て来る。インタビュー記事である。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2015-02-04 15:09
| 随筆
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