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橋下徹という人は、ある意味で世界大戦後、日本に生まれてきた新しいタイプの人間かもしれない。橋下さんに思想がないということが、それを示している。それだけに、若い世代の共感を得ているようにも思われる。
それに比べると、石原慎太郎氏や安倍晋三氏は、古い戦前の日本回帰をめざす古い日本人である。それは、明治維新以後の日本人のありようを示している。彼らは、天皇陛下万歳!という。しかし、これが、もともとの日本人のありようであったかというと、徳川時代には「天子さま」のことは、庶民には知らされてもいなかったのである。 明治維新以後の日本を日本の原型と考えるのは歴史的にも正しくない。 橋下徹氏には興味深いところがあるが、特に「お金」のことを言うのは、戦後の日本人の一側面を代表しているのではないか。「権力とお金」。この二つである。しかし、もう一つ、橋下氏は「競争」に勝ち抜いてきたという自負があり、この「競争」を促進することこそ、教育のめざすことであるとしてきたのである。これは、おそらく、橋下氏のこれまでの人生の歩みが関係していて、自分は競争に勝ち抜いてきた、他の人たちもそのようにすればいい、と思っているのであろう。 けれども、なんらかの妨げがあって、この産業社会の中で、競争などとてもできない人たちもいるので、そうした人たちとも関わったことのある私としては、あまりに成功者優先の思想だと思う。彼は、大きく言えば「新自由主義」者なのであろう。彼の「強者の論理」にも共感できない。
by kokakusouhachi
| 2013-05-22 10:34
| 随筆
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