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内村鑑三は『代表的日本人』を書いて、その中で西郷隆盛を称揚した。
しかし、わたしは一つのことが気になっている。西郷隆盛の征韓論である。 彼は、結局、武士たちのことを考えていたのではないか。武士たちのことを考えて、征韓論を唱え、武士たちのことを考えて西南戦争を起こしたのではないか。 なぜ、今、そのことを考えているのか、わからないが、僧月照と入水自殺をはかったことと共に、征韓論は前から気になっている。奄美の人も必ずしも、西郷隆盛をよく言わないようである。
by kokakusouhachi
| 2012-12-01 09:22
| 随筆
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