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バルトの予定論は、あの歴史上のイエス・キリストの十字架の死において、神の恵みの選びがなされた、ということではないか。
天地創造以前に、すべてのものが救われるようにイエス・キリストにおいて「神の恵みの選び」が永遠の昔に行われた、ということではないであろう。それともそうか。 ここでも神の恵みと人間の自由選択が矛盾すると考えてはならないだろう。 バルトの予定論を決定論にしてしまう危険性がわたしにもあるように思われる。
by kokakusouhachi
| 2012-08-25 20:12
| 随筆
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