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朝起きて思うのは、日本の将来のことである。すでにかなり行き詰まりを見せていて、昨日は朝日新聞の「天声人語」で、今度の衆議院選挙の結果で詰まれば、日本が詰まる、というような表現をしていた。行き詰まりの詰まりである。
最近、ロシア、韓国、中国と日本との国境問題が頻発している。野田政権の末期化を見透かしての諸外国の活動家、政治家の攻勢と見られる。 このように領土問題が起きてきているのと同時に、衆議院選挙で橋下・大阪維新の会の去就が大いに注目されるようになっている。わたしは、選挙後、政界の再編成が行われるのは必至であり、それは文字通り、「大政翼賛会」のようなものになってしまい、憲法が改悪されるのではないか、と非常に恐れている。ほとんど絶望的な気分になる。私自身日本人であるが、日本人に対するなんとも言い難いような嫌悪の念。これは、私自身にも向けられている。田中正造が、自分のことを称して、「半身悪魔」と書いた意味がわかるような気がする。 私は、このブログを始めた時は、隠退を控えているような気分の中で始めたのだったが、隠退どころの話ではなくなりつつある。わたしたちが生きている時代に日本はとんでもない状態になるおそれが出てきた。この目で悲惨なことを観ることにならないとも限らないと思い始めた。
by kokakusouhachi
| 2012-08-20 10:08
| 随筆
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