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わたしは選挙で3代目の委員長に選ばれた。しかし、実際の権力を握っているのは、S氏だったのである。彼は、不思議な人物で、初代の組合の委員長でありながら、一組合員の立場にいて、実際の権力をふるっているのは彼だった。2代目の組合の委員長は彼の言う通りに動く人であったから、その2代目の委員長が信友寮の施設長になり、わたしが組合の委員長になることによって、S氏は管理職の側にも自分の支配下の人物を送り込むことができ、組合でも実権を握っていることによって、ベテスダホームの全体に支配の手をのばそうとしていたのである。
理事長にT氏がおり、常任理事にI氏がいて、こうしたS氏の動きには抵抗していたのであるが、S氏の勢力は絶大だった。彼は組合の創立者であり、初代の組合の委員長であったが、その組合はこの施設の創立者であるHさんを追い詰めてやめさせたらしいのである。それは千葉県の県議会でも問題になったらしい。らしい、としか書けない。わたしが直接経験したことではないし、調べて確めることもできない。何でも施設に寄付された土ものを自分の名義にしていたとかということであるが、本当かどうかも私にはわからない。はっきりしているのは、創立者はもはやベテスダホームにいなかったということである。創立者も追い出した労働組合というものの三代目の委員長にわたしはならされたのである。 わたしは、組合の委員長になってからも、結局、s氏の言いなりになっていた。彼は、弁舌が巧みで組合大会でほおっておけば30分でもしゃべり続け、彼がいったん話しだすと誰もとめられないのだった。わたしはヒトラーのようだ、と思ったことがある。絵を描く人だったが、胎児を描いた絵が印象的だった。寮母の優しい感じの人と同棲していたらしい。これもらしいである。わたしは、このs氏の歩く姿を後から見ながら、「なんだかやくざみたいな歩き方だな」と感じていた。
by kokakusouhachi
| 2012-08-02 11:40
| 随筆
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