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「パックス・ロマーナ」訳すと「ローマの平和」は、「キリストの平和」に対比して使う言葉である。「キリストの平和」は十字架による平和であるが、「ローマの平和」は剣による支配の平和である。だから脅しで成り立っている。
今はローマ帝国はないけれど、先ごろまで大日本帝国はあり、その皇帝は天皇だった。大日本帝国憲法では軍隊の最高司令官は天皇だった。「剣の支配」による、つまり脅しによる支配だったのである。「天皇の平和」もまた「剣による支配」「脅しによる支配」であった。 現行憲法においては、「象徴天皇制の平和」というべきものがある。今は、憲法第9条があるために、武力というものが国家は発動できないことになっている。天皇は、自衛隊の最高司令官でもない。象徴に過ぎないと言われるかもしれないが、実は、この「象徴天皇制」のせいで、「信教の自由」「思想信条の自由」「言論の自由」が相当におびやかされている。1999年だったと思うが、「国旗・国歌法」が通ったことによって、このことが大きな一歩を踏み出した。 今度の大阪府の教育基本条例は、「国旗・国歌法」をひとつの背景としている。当時、「国旗・国歌を強制しない」ということは、政府によって言われたことだが、そういうことはすぐ忘れられる。いや、その当時でさえ、注意して、その言葉を聞いて覚えた人は少ないのである。かく言うわたしもそうである。この問題に関心がありながら、日ごとの仕事で忙しくしている間に聞き洩らしたのである。
by kokakusouhachi
| 2012-04-02 09:58
| 随筆
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