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朝起きたとき、腰が痛く疲れているのを感じたので、今日は動かないことにした。そろそろ血圧の薬がきれかかっているので、かかりつけのお医者さんのところに行こうかとも思ったが、動かず、聖書を読み、ブログに投稿していたのである。
それでも、今、浜寺公園を散歩してきた。雨が降った後だったので、松林の間には、池のような大きな水たまりができていて、小さな男の子がそのほとりに立って、近くにある何かを拾っては、水面に投げている。すると水面に輪が広がる。その子はそれを見て、また何かを拾い、また水面に投げる。水の輪がまた広がる。それをじっと見ていてまた、同じことをする。その子どもはきっと充実したときを過ごしている。何かを深く感じているのである。わたしはもっとその子の様子を見ていたかったが、少し離れたところに母親らしき人がいて、怪しまれても困ると思って歩き出した。わたしはいつからか子どもに魅了されるようになってしまった。キンダー ナルというドイツ語があって、「こども馬鹿」と言おうか、ゲーテがそうだったそうである。 子どもの経験というものは本当に充実したものがある、と思うのである。それに比べて、大人たちの経験は貧しいものではなかろうか。リルケもそう言っていると思う。 公園の中はすっかり春めいて、足元には草が生え始めており、木々の梢にも白いものが見えていたりする。そして、歩いていく内に目に飛び込んできたのは椿の赤い花がいくつも落ちている景色だった。まだ、木についている花もたくさんあるが、盛りは過ぎたらしい。地面にボタリと落ちている。
by kokakusouhachi
| 2012-03-06 17:21
| 随筆
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