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説教準備のためにまず田川建三氏の注解書「マルコ福音書 上巻」を読み始めたが、その前に思い出したことがある。
今度、岡山に帰り、父方と母方の父母、つまり祖父、祖母の名前を聞いた。母方の祖父、祖母の名前は初めて聞いた。父方の祖父は、五一郎、祖母は志衛。母方の祖父は繁穂、祖母は末。母は床の中で横になっている母しか知らない、という。ここに書くこともないのだが、日記帳からすっかり遠ざかっているので、ここに記憶にために書いておく。 弟は、母方の石田家のルーツである大分県の祖父の故郷に行ったことがある。わたしは長崎に13年間いたが、そのことを知らなかった。当然、行っていない。曾祖父は、西南戦争に出征したということであるが、これは官軍側だったのだろう。まだ、石田姓の家はあるらしい。 今度、母と弟から話を聞いた。教会で、葬儀のため故人略歴を聞いていて、急に祖父母のことを名前さえ知らない、と思ったのである。
by kokakusouhachi
| 2012-03-01 16:34
| 随筆
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