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考えてみると、20世記に独裁制が復活したのは、王制が倒れて間がない国が多いようである。ドイツでもロシアでもそうである。
これは、たぶん、人民の心に「国民主権」「人民主権」の思想が十分に根付いていなかったせいもあろう。イギリスやアメリカやフランスでは人民が王制を倒して民主主義を獲得した歴史があって、それが生きているということがあろう。(アメリカはイギリスからの独立革命で) ロシアでも確かに、ソビエト革命があって王制を倒したのだが、その後、スターリンが権力を握ってしまったので、人民主権は根付かなかったのだろう。 日本では徳川幕府という独裁政権が300年近く日本を支配していた。それが明治維新で、王政復古ということになった。だから明治維新は、「維新」と言って新しいようであるが「復古」もあったのである。「王政復古」。しかもそれが、大日本帝国憲法で強化され、絶対化されてしまった。この明治維新から「維新の会」は名前をもらったのであろう。しかし、明治維新は「古い独裁体制」から「新しい独裁体制」に移っただけだと言えないこともない。もちろん、これは少々乱暴だが。 敗戦後既に66年。果たして、日本に民主主義は根付いたか。人権意識は根付いたか。まだ徳川時代、明治時代の古い「臣民意識」がほとんどの日本人の心の底にあるのではないか。象徴天皇制はそれを守っているのではないか。そして、橋下徹氏が「新しい国の形」というとき、その上に立っているのではないか。日本には、民主主義や人権を底の底から崩そうとするものが生きているように思われる。恐ろしいことである。原子爆弾も原子力発電所もある時代なのである。破滅は、きわめて悲惨な形で起こり得る。
by kokakusouhachi
| 2011-12-30 11:14
| 評論
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