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驚いたことに、産経新聞が本日22:19に配信した記事に、安倍首相に対する河野洋平氏の苦言を掲載した。以下、抜粋を引用。
河野洋平元衆院議長は20日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、安倍晋三首相の28日召集予定の臨時国会冒頭に衆院を解散する意向につて「権力者側が自分の都合の良いときに、自分の都合で解散するのは果たして良いものか」と苦言を呈した。要旨は次の通り。 臨時国会は3カ月前に野党が要求した。(森友・加計学園など)問題がいろいろあるから、臨時国会で国民の持つ懸念、不安を説明すべきだと。野党が要求していた臨時国会を開いて、しかも冒頭に解散するという。問題の説明もしなければ、懸念を払拭しようという努力もしない。安倍さんはこの問題について「できるだけ丁寧に説明する」とずっと言ってきた。それが一度も丁寧な説明もしないで冒頭で解散する。私には理解できない。 権力者側が自分の都合の良いときに、自分の都合で解散するのは果たして良いものか。私に言わせれば、権力者が自分の都合で解散する場合は、4年間の任期を2年近く残して、解散するなららば、新しい態勢は残余の任期をつとめるということでないとおかしい。本来の任期4年ごとにきちんとやるべきだというのが本当じゃないだろうか。 ここまで(臨時国会召集を)引っ張ってきて、自分の都合で解散するというのは、解散の仕方としては過去になかつたことだ。野党が「何だ」と思うのは当然だ。(首相は)本当の意味での議会制民主主義の本旨をもう少しきちんと踏まえて議会運営をやってほしい。 国民はそんなに忘れっぽくない。昨年、一昨年、国会に対しては国民はどのぐらい怒っていたか。どのぐらい国会に対する期待を裏切られ。そうあってはならないという願いが届かなかったか。その時にどれだけ悔しい思いをしたか。国民の気持ちは、そう簡単に忘れ去れていないだろう。 有権者はその思いを忘れていないと思うが、どうも野党が忘れているのが非常に残念だ。野党もあの時、どれぐらい地団駄踏んで悔しがったか。あの悔しがっていたのは本当でなかったのは本当でなかったのかと思いたくなるような昨今の状況は、非常に不思議でならない。 にほんブログ村 人気ブログランキング
by kokakusouhachi
| 2017-09-20 23:56
| 随筆
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