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私は、安倍晋三氏には悪いけれども、タイトルに書いたような疑念を拭いきれないのである。もし、自衛隊員が死ねば、彼が望むようなこと、かつての「明治以後の栄光の歴史」が再来するとでも思っているのではないか。かつて列強に伍して、あの「大東亜戦争」を戦った日本、そのようなものが現出すると幻想を抱いているのではないか。靖国神社の国営化や憲法改悪により、「日本を取り戻す」ことを目指すためには、自衛隊員の死が必要だと、安倍晋三氏はどこか心の片隅ででも考えているのではないか。そうしたものを彼は祖父岸信介から受け継いだのではないか、という思いが湧き上がってくるのである。
「明治の日」を制定しようという動きがあることも、これを確証しているのではないか。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-11-21 10:26
| 随筆
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