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アリスター・E・マクグラス編、熊沢義宣/高柳俊一 監修の『現代キリスト教神学思想辞典』(2001年新教出版社刊) の項目を読み直し、ヘーゲル主義について、今までにない理解を得る。
ヘーゲルと言えば、マルクスとの関係で論じられるのが、私たちの若い時代の風潮だった。つまり、弁証法的唯物論との関係で論じられることが多かったのである。 しかし、この辞典によれば、ヘーゲルはある意味でキリスト教の哲学化を試みたということになる。これは、私には新しい認識である。ヘーゲル理解に道が少し開けたようだが、ヘーゲルのために時間は使えそうにない。 カント主義のところを読みながら、自由主義神学の代表的存在であるA・リッチェルが、カントの『実践理性批判』をいわば、神学に取り込んで、「道徳」中心の神学を形成したらしいということがわかってきた。カントの神学界に与えた影響は絶大だったことがわかる。 シュライエルマッハーも、カントの哲学を学んで、「理性ではだめだ。感情と直観で行こう。」というのが彼の『宗教論』なのである。 バルトは、『知解を求める信仰』でカントの批判が「アンセルムスの神の存在証明」には当たっていない、とカントの批判を退けている。バルトとカントの関係はあまり論じられていないようだが、私は前から、重要な問題だと思っている。というのは、自由主義神学はカントから出て来たのであり、若きバルトは自由主義神学の学徒だったのである。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-08-30 21:37
| 随筆
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