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このブログも「持ち場」の一つだと思っている。私にとっては、一つの最前線で、多くの人、さまざまな人に向かって語りかけられる、という点では、大きな意味を持っている。しばしば、ネットだけでも100名ほどの方が1日に訪問してくださっているのである。だから、このブログは、宣教の場と私は位置づけている。しかし、教会の礼拝の中での説教のような形はとっていない。それこそ、自由にしてきたのである。その点では、18歳ぐらいから始めた日記の延長のようなところもある。ある意味では、私の仕事場を見せているようなところもある。
そして、私が関心を持ち、責任を感じている政治的なことについても、書いてきた。それは、キリスト者が、どのように政治に関わるべきなのか、という問に答えよう、という意味合いもある。私が、ここで書いていることが、諸教会の代表的な意見というわけではない。しかし、確かに、多くはないとしても、教会にある声の一つではあろう。 教会では、私は「説教」を第一としている。「福音」を伝えるのは、どうしても言葉を必要とし、聖書も言葉で記してあるからである。説教の中で、私はほとんど時事的なこと、政治的なことについて言わない。ただひたすら、聖書の言葉の説き明かしに終始している。それでも、政治的なことについては、日常的な会話で、ほとんど遠慮なしにしている。おそらく、そういう教会は多くないだろう。 天皇制についても、稀ではあるがひと言、ふた言、口にしている。 言うまでもなく、このブログは、わたしが今、牧師をさせていただいている教会の公式なものではない。私たちの教会はホームページがないのである。 そして、このブログをしていることは、教会員に特に宣伝もしていない。しかし、名刺には、このブログのことも書いているので、興味を持った人は、一度くらいは訪問してくださっているだろう。教会員の方たちで、読んでくださっている方がいらっしゃる方があるのは知っているが、ふだんの会話の中には出て来ない。 とにかく、このブログは、わたしにとっては、最前線の一つであって、教会の礼拝に来ている人たちでない不特定の人たちに向かって「福音を語る」という一つの試みなのである。とは言え、ほとんど独り言めいたことを書き、愚痴を書き、ほとんど日記と同じようになっていたりもする。 しかし、最前線の一つであることは、時折、私には重荷となることがある。ひどく疲れていて、ブログを休みたい時があるのである。 ここしばらく、そういう時が続いていた。1日に10回以上ブログを更新している時でも、そういう時はあったのである。 昨日の夜は疲れていて、肝臓でも悪くなっているのか、とふと考えたりしていたが、朝は、まあまあである。今日は、核問題特別委員会に出ることになっている。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-07-20 10:09
| 随筆
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