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神が永遠なる方であり、わたしたちが被造物であるなら、わたしたちは神の中に生きているのである。神は永遠の世界から、時間の中に生きているわたしたち一人一人を支えておられ、時間の中にいるわたしたち一人一人に働きかけられ、語りかけられているのである。
そして、「永遠」が神ならば、愛は永遠でもある。「神は愛である」と聖書に書いてあるから。 ルカによる福音書では、天使が、復活されたイエスについて、女性たちに「イエスは生きておられる」と言っているが、ルカは「神は生きておられる」と書くこともできたはずである。 「神は生きておられる」というのは、旧約聖書では、慣例的な言い方であり、誓いの言葉であると学者たちは言う。しかし、「神は生きておられる」という言葉は、単に誓いの言葉というだけではないだろう。それは、一つの驚きの言葉であり、畏怖の言葉ではなかろうか。学者たちはしばしば、あるところで立ち止まってしまい、本体にたどりつけないでいる。 人気ブログランキングへ
by kokakusouhachi
| 2016-07-01 08:36
| 随筆
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