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喜びをもって、『正法眼蔵随聞記』読了。私は『正法眼蔵』より好きなぐらいである。それは、これが、禅への「入門書」のようなところがあるせいもあるだろう。キリスト教でいうところの求道者向けのものと言える面があるのである。しかも、道元が30代で、力に満ちている。『歎異抄』のように、親鸞が老年に達している時のものとは違う。道元は若い。前にも書いたが、『正法眼蔵随聞記』の道元は、福音書におけるイエス・キリストを思わせるものがある。
私は、結局、道元の潔さに感じ入っているのだろう。 『正法眼蔵随聞記』は、文庫本100頁少しの、かなり薄いものなので、すぐ読み通せる。また、読みたい。少しずつ仏教の専門用語もわかってきている。 たぶん、『正法眼蔵随聞記』をよく読むことによって、礼拝での説教の言葉が少しかわるだろう。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2016-03-15 08:53
| 随筆
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