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感銘を受けた。『敗北を抱きしめて』という著作のことは知っていたが、2冊本で分厚く、購入もしてこなかった。
しかし、ダウアーさんの話を聞いていると、保守的な政治家たちがいう「普通の国」とはlittle Amerika のことであり「安全保障国家」であることが明らかになってきた。 あの9月11日の同時多発テロ以後、アメリカは「安全保障国家」になってしまったというのである。「平和国家」ではなく、「安全保障国家」である。また「監視国家」になつてしまったという。 だから、米軍の再編だけでなく、この米国の「安全保障国家」態勢というものも考慮に入れておく必要があるだろう。世界を悪くしているのはアメリカなのであるというダウアーさんの痛切な思いが伝わって来た。 人気ブログランキングへ にほんブログ村
by kokakusouhachi
| 2015-05-02 19:18
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