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維新の会開講で2000人を越える人が集まった。テレビで見た橋下さんは、大戦とかいくさだとか言っていた。どうしてこのような子どもじみた人を皆もちあげるのか。そのうち「関ヶ原の決戦た゜」とか「天下分け目の戦い」とか言い出しかねない。
時代が悪い。何年か前、自民党が新憲法草案を出したとき、わたしは「そうはちのコラム」と題してブログを立ち上げて、その案を検討したことがある。「福音と世界」に「自民党新憲法草案の根本問題」と題して論文を掲載してもらったことがある。そのとき、わたしは政界再編成がされないかぎり、この案を通すのは難しいと思っていた。自民党政権が倒れた後、わたしが一番心配したのは、政界再編成であった。憲法を改正するには衆議院でも参議院でも三分の二以上の賛成を必要とする。その上で国民投票で承認を受ける必要がある。過半数が必要だったと思う。政界再編成は憲法改正にはどうしても必要なのである。 自民党と民主党を中心とする政界再編成の話は、既に何度か起こったが、うまくいかなかった。しかし、そうこうしている内に維新の会が登場してきた。この「維新の会」がもっている憲法改正案は自民党の新しくだされた改正案よりも悪い、と思う。自民党は新しく憲法改正案をだしたのだが、それはわたしが検討した「新憲法草案」より悪くなっている。天皇の元首化が歌われている。維新の会の改正案はこの自民党案よりさらに悪いものに思える。いずれ詳しく調べなければならないだろう。 どんどん憲法改正案が悪くなっているのである。これは世論が尊皇攘夷に向かっている、ということである。天皇を中心に外国をやっつける、という思想である。日本独特の民族主義。橋下さんも同じような思想を持っている。先祖がえりである。 明治維新になり、いったん攘夷の思想は後退したが、尊皇の思想は明治憲法で固定化されてしまい、日清、日露戦争をもって攘夷思想も復活したのである。 明治維新の最初にも開国的な空気はあった。それは第二次世界大戦後に開国的な空気があったのと共通する。それが戦後65年またしても外に対する閉鎖的な姿勢が復活している。これは日本基督教団にも言えることである。
by kokakusouhachi
| 2012-03-24 13:46
| 評論
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