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以下は池田浩士教授の講演の抜粋
(4) ナチス時代を「良かった」という人々 ドイツでは、あのひどい犯罪が明らかになっていた戦後においても「あの時代は良かった」という感想を抱く人々が多かったという事実があります。そのことを記した公文書は隠されていましたが、情報公開で明らかになりました。 その理由の一つは「失業がなくなり生活が安定した」ということでした。ナチス政権掌握直前の失業率は44.9%で、それ以外にパート労働が約30%いました。それを二年後には一桁に、1938年には1%未満にしたのです。どのようにして失業者を減らしたかというと、失業者を正採用労働者の(賃金)1/5から1/7の「チップ」によるボランティア労働に狩りだすことによってでした。しかし、余剰人口がなければ戦争はできません。ですから、失業が解消されると労働力が不足し、ユダヤ人の強制労働や東欧から連行してきた人々の強制労働が必要とされたのです。 「良かった」という理由の二つ目は「社会的差別がなくなって平等が実現された」ことでした。当時のドイツは身分社会でしたので、ブルーカラーとホワイトカラーの身分差が大きく、飲み屋でも席は別でした。ナチスは、たとえばメーデーで花トラックを走らせ、その上でブルーカラ―とホワイトカラーの双方に一緒にビールを飲ませるなど、平等な社会を演出し、ブルーカラーの支持を得たのです。 他には「ドイツ人であることの誇りが回復された」という理由もありました。第一次世界大戦、ドイツ人であることが恥ずかしいという雰囲気がヨーロッパで作られていきます。これは戦勝国のフランス、イギリスの責任でしたが、ナチスが不平等条約を次々と破棄し、軍備拡張していくことでドイツ人の愛国心を鼓舞していったのです。
by kokakusouhachi
| 2011-12-31 20:42
| 評論
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